オーガニックシャンプーが最適!髪が傷む原因と正しいヘアケア方法を知ってうるツヤ髪になろう
2020/05/29 06:00


髪の毛の調子によって、その日一日の気分が左右されることってありませんか? たとえば、髪の毛がゴワついていたり、枝毛や切れ毛が目立っていたりすると、何だか気分が乗らないという方もいるのではないでしょうか。
天使の輪ができるほどツヤのあるきれいな髪の毛を手に入れるためには、日々のヘアアイロンや継続的なヘアカラーなど自分自身の行動を見直しつつ、正しいヘアケアを行う必要があります。

そこで今回は、髪の毛が傷む原因と正しいヘアケア方法についてご紹介します。この記事を参考に髪の毛を労わるヘアケアを実践し、誰もが羨むすっぴん美髪を手に入れましょう!

外的要因が影響していた!髪の毛が傷む原因とは

髪の毛が傷む主な原因は、ドライヤーやヘアアイロンによる熱、パーマやヘアカラーなどの化学処理、紫外線などの外的要因です。これらの原因により知らないうちに髪の毛がダメージを受けることで、枝毛や切れ毛などのトラブルが引き起こされます。

高温加熱

熱は濡れた髪の毛を乾かしたり、理想的なスタイルに整えたりするうえで欠かせない要素です。しかし、髪の毛のツヤを左右するキューティクルには、熱に弱いという特徴があります。
そのため、ドライヤーやヘアアイロンを使用し髪の毛に熱を与えることは、キューティクルを傷つけてしまい、結果としてゴワつきにつながってしまうのです。

とはいえ、ドライヤーとヘアアイロンを使用してはいけないということではありません。
これらのアイテムを使用する際は、なるべく短時間で済ませることを心がけ、かつ同じ場所ばかりに熱を与えないよう注意することが大切です。

化学処理

ヘアカラーやパーマを行う際に使用する薬剤は、髪の毛内の栄養成分を減少させてしまいます。
タンパク質や脂質が不十分な状態となり、髪の毛に空洞ができることでコシやツヤがなくなってしまうのです。またキューティクルも弱まってしまうため、ちょっとした刺激で剥がれてしまい、ゴワつきが目立つようになります。

ヘアカラーやパーマを楽しみつつも髪の毛へのダメージを最小限に抑えるためには、定期的に休息期間を設けることが大切です。髪の毛をしっかり休ませることで、栄養成分やキューティクルの回復が見込めます。

紫外線



髪の毛は紫外線によってもダメージを受けます。髪の毛の表面にある脂質が減少するだけでなく、タンパク質の破損も引き起こすため、しなやかさが損なわれてしまうのです。
とくに、髪の毛が濡れたままの状態で紫外線を浴びるのは禁物。なぜならメラニン色素の分解・流出が進み、髪の毛の色が落ちしてしまう可能性があるためです。

髪の毛に触れたときガサガサとした手触りであれば、それは紫外線の浴びすぎによるダメージが現れている証。帽子をかぶったり日傘をさしたりして、紫外線対策を行うことをおすすめします。

思わぬ落とし穴!髪の毛にダメージを与えるシャンプーとは

髪の毛を清潔に保つために使用するシャンプーですが、ものによっては傷みの原因になることもあります。
「ヘアケアしてるつもりが、かえって髪の毛にダメージを与えていた」という悲劇を生まないためにも、どのようなシャンプーがNGなのか押さえておきましょう。

ラウリル硫酸Naを含むシャンプー

石油由来の界面活性剤のひとつであるラウリル硫酸Naは、多くのシャンプーに洗浄成分として配合されています。
そんなラウリル硫酸Naの最大の特徴は、洗浄力と脱脂力に優れているところ。
「髪の毛や頭皮を清潔にするにはぴったりなのでは?」と思いがちですが、その威力は凄まじく、皮脂を必要以上に洗い流してしまいます。これにより髪の毛・頭皮ともに乾燥が進み、枝毛や切れ毛、ゴワつきなどのダメージが現れてしまうのです。

ラウレス硫酸Naを含むシャンプー

ラウレス硫酸Naは、ラウリル硫酸Naよりも頭皮や髪の毛への刺激を弱めたもの。
とはいえ、石油由来の界面活性剤であることには変わりないため、高い洗浄力はキープしたままです。そのため、ラウリル硫酸Na同様に必要な皮脂まで洗い流し、髪の毛の質をグンと下げてしまいます。

ラウリル硫酸Naとラウレス硫酸Na、いずれかを含むシャンプーは、髪の毛や頭皮を清潔にしながらも傷みつけてしまいます。
髪の毛の成長に影響を及ぼすだけでなく、頭皮の赤みやフケの発生など新たなトラブルにもつながるため、これらの成分を含むシャンプーの使用は避けることが大切です。

おすすめはオーガニックシャンプー



しなやかでツヤのある髪の毛をキープするうえでおすすめなのは、オーガニックシャンプー(コンディショナー)です。
オーガニックであれば、ラウリル硫酸Naとラウレス硫酸Naが含まれていないのはもちろん、有機栽培された植物由来の成分をたっぷり使用しているため、髪の毛や頭皮をやさしくケアすることができます。

また鉱物油やアルコール、シリコン、着色料などを使用していないのも特徴のひとつ。とくに「ノンシリコン」である点は注目ポイントです。
シリコンには、髪の毛をコーティングして心地よい肌触りを実現する役割があります。これは決してマイナスなことではありませんが、頭皮のベタつきや毛穴の詰まりから薄毛につながることも。
その点ノンシリコンであれば、こうしたヘアトラブルを未然に防げるほか、コーティングのないすっぴん美髪をキープすることができます。また頭皮や髪の毛に強い刺激を与えることもないので、敏感肌の方や小さなお子さまにもぴったりです。
オーガニックシャンプーの中にはオレンジ油やラベンダー油など、天然のエッセンシャルオイルを使用しているものもあり、心地よいナチュラルな香りで仕上げることができます。

なお、オーガニックに関する詳しい情報は、「自然にキレイを引き出すカラダに!美と健康をサポートする「オーガニック」の基礎知識」の記事でご紹介しています。ぜひ合わせてチェックしてみてください。

今日から実践してみよう!髪の毛を労わるヘアケア方法

枝毛や切れ毛のないきれいな髪の毛をキープするためには、毎日のヘアケアを正しく行うことが大切です。
以下でご紹介する方法を参考に、髪の毛を労わるヘアケアを実践してみましょう。

正しいシャンプーの仕方

シャンプーをする際は、事前に髪の毛をブラッシングすることが大切です。
その理由は、髪の毛の縺れを取りながら、汚れや皮脂を浮かして落としやすくするため。
これによりシャンプー中に髪の毛が絡むことが減ると同時に、傷みの原因である摩擦を防ぐことができます。

シャンプーする際のポイントは、はじめにぬるま湯でしっかりと髪の毛をすすぐことです。
これを行うことで、髪の毛や頭皮についた汚れの大半を落とせるといわれています。
また、髪の毛ではなく地肌を洗うイメージを持つこともポイントのひとつ。シャンプーを手になじませた後、指の腹を使って地肌をマッサージするようにやさしく洗いましょう。
事前に髪の毛をすすいでいれば、シャンプー時の力加減は撫でる程度でOK。ゴシゴシと力任せに洗うのではなく、髪の毛と頭皮を労わるようなイメージで洗うことが大切です。

最後にぬるま湯でシャンプーをしっかり洗い流したら終了です。この後、コンディショナーを使って髪の毛を保湿・コーティングすれば、清潔な状態をキープしやすくなります。

正しいドライヤーの仕方



髪の毛は濡れているときが最も傷みやすいといわれているので、乾くまでに時間がかかる自然乾燥はNGです。洗髪後はすぐにドライヤーで乾かすことを心がけましょう。

ドライヤーする際のポイントは、頭皮から重点的に乾かすこと。
毛先はすぐに乾くので、先に乾かそうとすると過度に熱を与えてしまう可能性があります。
繰り返しになりますが、髪の毛に熱を与えすぎるとキューティクルが傷つき、枝毛や切れ毛などのトラブルを引き起こしてしまいます。これを避けるためにも、まずは頭皮から乾かし、そのあとサッと毛先を乾かすようにしましょう。

まとめ

髪の毛のパサつきやゴワつき、枝毛、切れ毛などのトラブルを引き起こす原因は、あなた自身の行動にあるかもしれません。
毎日のようにヘアアイロンを使ったり、ヘアカラーやパーマを繰り返したり、髪の毛の紫外線対策を怠ったりしていませんか? 心当たりがある方は、今一度自身の髪の毛に対する行い、そしてヘアケア方法を見直すことが大切です。
髪の毛や頭皮をやさしくケアできるオーガニックシャンプーを取り入れつつ、正しいヘアケアを行って、しなやかでツヤのある美しい髪の毛を目指しましょう!

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