一生もののキレイのために。ヨガとオーガニックのある暮らし
2020/07/31 08:00


「余裕のある暮らしを」とは思っても、なかなかそうもいかず、気がつけば自分もことは後回しになっていて、心もカラダもグッタリしている‥‥という方も少なくないのではないでしょうか。それもそのはず、家事に育児に仕事にと、女性の1日はあっというまに過ぎていくもの。美容のためだけに長時間を費やすことは、なかなか難しいですよね。
でも普段の生活をほんのちょっとだけ変えるだけ、少しだけ意識してみるだけで、キレイも叶えられるとしたら‥‥?これは夢物語でもなんでもなく、今日からあなたが実現できることなのです。

そこで今回は、毎日の暮らしを少しだけ整えて、忙しい中でもキレイを叶えるちょっとした秘訣をご紹介します。
一生懸命生きているあなたの、「心とカラダのキレイ」のヒントになれば幸いです。

毎日の暮らしの中で「キレイの下地」を整えよう


キレイは1日にしてならず。そんなことはみなさんがよくご存知ですよね。
その通りで、1日で急にスタイルがよくなったり、肌がツルツルピカピカになったりするわけではありません。まずは、下地を整えることから始めることが大切。
メイクをするときも、しっかりと保湿をして下地をつけてから、ファンデーションやアイシャドウ、チークなどをのせていきますよね。同じ要領で、まずはキレイの下地を整えていきましょう!
ここでは、忙しい毎日の中で意識しやすいように、朝・日中・夜と、時間帯ごとのケアをご紹介します。

朝:腸活で心もカラダもスッキリとした目覚めを


まず朝は、一杯の白湯を飲むことから。
ベッドから起きて顔を洗う前にまずお湯を沸かしてみて。顔を洗ってカーテンと窓を開け終わった頃には、お湯も沸いているはず。
お気に入りのマグカップに白湯をいれて飲めば、心もカラダも落ち着いてきます。
おなかを目覚めさせたら、好きなフルーツを一口どうぞ。できればりんごやキウイなどのオーガニックなフルーツだとなおGOODです。
朝から美容にも健康にもいい酵素をたっぷりと摂れば、腸がスッキリします!身支度を整えて深呼吸をしたら、今日も1日、行ってらっしゃい!

腸活が心とカラダにどんなうれしい効果があるのかは、「春のゆらぎ肌を救うのは腸!?腸活で肌荒れを改善しよう」でも詳しくご紹介しています。ぜひこちらも参考にしてみてくださいね。

日中:食事や運動でインナーケア



日中も、キレイの下地を整えるための大切な時間。まずは口に入れるものに少しだけ気を使ってみましょう。
コンビニで手軽に買えてすぐに食べられる菓子パンなどももちろんたまには食べたくなりますが、朝にお湯を多めに沸かして好きな野菜を入れてスープにしてみるのはどうでしょう。
お気に入りのおしゃれでかわいいスープジャーに入れてランチに持っていけば、それだけで気分が上がるキレイの下地作りになります!

ランチにおすすめの食材は、例えば、大豆やバナナ。
「幸せホルモン」とも呼ばれているセロトニンが増えると言われているだけでなく、たんぱく質の元とにもなります。たんぱく質豊富なひよこ豆やキヌアなどと、ビタミンC豊富なブロッコリーやケールなどを一緒に摂ると、コラーゲンの生成を助けてくれます。なるべく添加物など少ない、オーガニックな食事を心がけましょう。

肌の調子が気になるなら


心とカラダが疲れていると、肌トラブルも起こりがちになります。なんだかくすんで見えたり、ザラついた感じがあったり‥‥。そんな時は消化にいいものを摂ってみましょう。
おかゆや温かいスープ、野菜やフルーツのスムージーなどで内臓を少し休めてあげてくださいね。
置き換え食を使ってみるのもおすすめ。
どんな置き換え食を選べばいいか迷ったら、そのドリンクにどのような栄養が含まれているのか、どんな原材料が使われているのかなどチェックしてみては。そのときのカラダの調子にあった置き換えドリンクを選んでみてください。

ヨガやストレッチができるときは


少し時間ができた時も、キレイの下地をつくるチャンス。テレビの前でゴロゴロしたくなる気持ちを抑えて、ヨガやストレッチに取り組んでみましょう。
深く呼吸をして心を落ち着けることができるヨガは、人が幸せに生きるためのヒントを教えてくれるツールです。

食べ物でカラダと心が良い状態になるように土台を作り、その土台がより良い状態で維持 できるように、ヨガをする。その時間は、ただカラダを動かすだけの時間ではなく、人生を豊かにするための時間です。
気持ちのよいポーズをとりつつ、自分の呼吸と心とカラダの声に耳を傾けてみて。疲れがリセットされて、新しい自分へ踏み出し、昨日よりも幸せになれる時間が、そこにはあります。

夜:自分を労る癒しの時間を。質の良い睡眠でキレイを導こう



夜は1日がんばった自分を労って。
メイクを落としたりお風呂に入ったりした後は、肌をしっかり保湿しましょう。女性にとって乾燥は大敵。美容液やクリームなどは、少しでも肌に負担の少ない、無添加や自然のもので作られているオーガニックなものを選んでみて。
自分自身の手のひらにも癒す効果があると言われています。美容液やクリームをたっぷり使って、手のひらで優しくあたためて肌ケアをするだけで、なんだか疲れがほぐれていきますよ。

睡眠も大切なキレイの時間です。
私たちのカラダは、日中に摂り入れた栄養素を使って、寝ている間にカラダと心の修復を行っています。そのため、質の良い睡眠はキレイにとって欠かせません。
寝る前のテレビやスマホはできるだけ避けてください。光や情報が脳を興奮状態にさせてしまって、眠りが浅くなってしまうことがあると言われています。
心を穏やかにリラックスするオレンジやベルガモットや、ホルモンバランスを整えるラベンダー・ゼラニウム・カモミールジャーマンなどのオイルで心とカラダをゆっくりと緩めたら、今日も1日、お疲れ様。翌朝までゆっくり眠りましょう。

ヨガと食事で心とカラダの調子を整えよう


新鮮な空気をカラダに入れて、吐いて出す。
これだけ聞けば「なんだ、それならいつもやっている」と思ってしまいますが、深く呼吸をしてヨガのポーズをとってみると普段の呼吸が浅いことに気が付きます。
カラダの中のいらないものを呼吸と一緒に出し切るイメージで、ヨガに取り組んでみてくださいね。

ここでは、心とカラダの調子を整えるための「ヨガと食事」についてご紹介します。

カラダづくりは食べることから始まる



キレイの下地づくりは、「食べる」ことからはじまります。
食べなければ痩せる、だなんて、カラダはそんなに単純ではないことを、あなたはよく知っているはず。
しなやかに引き締まった理想のボディラインを目指すための秘訣は、カラダが自然に美しくなろうとするチカラを信じて育ててあげることです。野菜や果物の酵素やビタミンで肌に潤いを与え、良質なたんぱく質でカラダをつくる筋肉を育てましょう。

ヨガやストレッチなどでカラダのデトックスをした後は、摂るものすべて吸収しやすい状態です。スッキリして自然とお腹が空く方もいるでしょう。
そんなときはとくにキレイのチャンス。添加物や保存料など余計なものが入っていない、できるだけオーガニックのものを選んでくださいね。
ただ痩せるためだけのダイエットではなく、健康的に巡り代謝することですらっとしたカラダを手に入れましょう。

食事のタイミング


せっかくなら、食事のタイミングにも気を使ってみて。
お肉を消化するまでの時間は、約4~6時間。炭水化物は、約2~4時間。野菜は1~2時間、フルーツは約20分~30分です。
消化活動をしているときは胃に血液が集中しやすくなるため、手足の先まで均等に巡りにくくなります。できるだけヨガやストレッチをする2時間前までに、消化に負担をかけない、水分を多く含むものを摂ることをおすすめします。

まとめ


「今だけ良ければそれでいい」ではない、「未来あるカラダづくり」に取り組むことで、いくつになってもその年齢に相応の、内側から溢れ出す美しさを楽しめます。
とはいっても、もうすでに毎日一生懸命にがんばっているあなたに「もっとがんばって」なんて言えません。
もっとがんばる、ではなく、日々の生活の中での選択、例えば食べるものや飲むものを選ぶときに、「キレイの下地を整えるなら?」「心とカラダが喜ぶのはどれ?」ということを少し考えてみるだけでOK。その選択ができるだけで、一生消えないキレイの魔法が始まります。