
寒さ厳しい季節ですね。寒さからの冷え、乾燥、また外出先から家に帰った時などの寒暖差からも、カラダの不調を感じる方も多いのではないでしょうか。
人間は、体温を一定に維持するためのホメオスタシスというシステムがあり、常に自分自身が一番いいコンディションでいるようにコントロールしてくれています。
この一番いい状態というのが、人間にとって一番居心地が良く、安心した気持ちで居られるコンディションであり、体温に関してはその温度が37度前後なのです。

この適度な温かさを下回ってしまうと、カラダも心もストレスを感じやすくなり、体調に不調をきたす場合も多くなっていきます。
仕事や家事にと忙しい毎日が続き、ストレスがかかりやすい方などは特に、自分ができる「温めケア」をすることで、少しでもカラダと心の負担を軽くしてみてはいかがでしょうか。
そこでおすすめなのが、「質の良い筋肉を増やす」ことと、「背骨を大きく動かしカラダの芯から熱を作ってあげる」ことです。
筋肉を増やしてあげると、基礎代謝自体が上がりやすくなります。また、質の良い筋肉であればより体内循環力が増していったり、効率的に大きく筋肉が使えたりするため、さらに代謝が上がりやすくなります。
ハリツヤがある肌作りにもつながるため、女性にとっても非常に嬉しいことですね。

また、背骨を大きく動かすこともカラダを芯から温めてくれる簡単でおすすめの運動です。
カラダの中心に長く伸びる背骨をいろんな方向に動かすことで、その周りにある多くの筋肉が連動して動くため、カラダが温まりやすくなります。
背骨を意識するだけで、シンプルな動きでも十分カラダが温かくなる感覚が味わえ、さらに全身のゆがみ調整にもつながるため、心身がリセットできスッキリした気持ちになれると思います。
カラダの状態と心の状態はとても密接に関わっています。
カラダが快適な状態にあれば、心も快適で良い気持ちになります。
逆に、カラダにゆがみや冷えがあると、心も不安になったり気持ちの良い状態ではなくなる場合が多いです。
「冷えている」状態は、自分の気持ちの変動に大きく影響を与える一つの要因だと言っても過言ではないと思っています。

あたたかい気持ちは、自然で美しい笑顔も作ってくれます。
ぜひこの時期に温めケアをして、カラダも心も快適な状態へと目指していきましょう。
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プロテインを積極的に摂取し、筋肉やお肌の状態を良くすることで、代謝も上がりやすく、カラダも温まりやすい状態へ。


一日の終わりに心地よくカラダと心をほぐす、芯から温まるポーズをご紹介。
①ハグストレッチ

1. 両足を肩幅より広く開き、つま先は外側。吸いながら両腕を肩の高さに広げ胸を開いて空を見上げる。
2. 吐きながら自分を抱きしめ、膝を曲げ重心を低くし背中を丸め下を見る。
3. 4セットほど繰り返し、最後はできれば抱きしめたところで2呼吸キープし、戻ってきます。
・解説・
自分を自分で抱きしめてあげる時間って、日常生活ではなかなかないことではないかと思います。
優しく自分をハグして、ゆったり呼吸を2呼吸。それだけで少し心が落ち着いてきたりします。
いつも頑張っている自分のカラダを心を、まずは自分が癒してあげてください。
今のありのままを受け入れ認めてあげることができれば、きっと日々、前向きであったかい気持ちで過ごせるはずです。
②合掌ツイストポーズ

1. 両手を腰に当て、右脚を大きく後ろにひいて、後ろ足はかかとを高く上げる。
2. 吸いながら両腕をあげ、吐きながら両手は胸の前で合掌し、腰を落とし重心を低くします。
3. この姿勢で息を吸いながら背筋を伸ばし、吐きながらウエストから左にねじり3呼吸キープします。
4. 反対も同様に行います。
・解説・
カラダを捻る動作は、左右のバランスを調整してくれると言われています。
また、内臓の活性化にもつながり代謝も上がりやすいためカラダの芯から温まりやすいです。
左右のバランスを整えることでカラダをリセットしつつ、カラダを芯から温めることで心もほっこり安心感が生まれます。
カラダも心も、よりスッキリ安心した気持ちで♪
